流さないタイプのトリートメントを使う
もうすでに何か使っている人も多いとは思いますが、冬のダメージケアのマストアイテムは「オイル系の流さないタイプのトリートメント」です。
なぜ冬にオイル系が一番オススメなのかというと、オイルがキューティクルの外側から髪を優しく守り、コーティングしてくれるからです。
それによって、ツヤがでてまとまりやすくなり、キューティクルもしっかり保護するので、静電気も起きにくく、水分や栄養素が髪の外に流れ出てしまうのを防いでくれます。
また、オイル系のトリートメントにはビタミンやアミノ酸など、髪に嬉しい成分も入っているので、髪の内側からの補修も期待できます。
よく「オイル系のトリートメントは髪につけた後に手がベタベタして嫌だ」と言われることがありますが、実はつけ方が足りない証拠なんです。
オイル系のトリートメントをつけるときは、もちろん乾いた髪にも使えますが、髪が濡れているときにつけるのが理想的です。ササっと手ぐしでつけるだけでなく、ギュッと毛先をしっかりにぎって、じわーっと髪の中に浸透するようにもみ込むことが大切です。
ちゃんとした使い方をすれば手のベタつきはほとんどなく、気になりませんよ!ベタつきが気になる人はぜひ濡れた髪に使ってみてくださいね。
必ず髪をドライする
とてもシンプルなことなのですが、冬の時期には大切なことです。お風呂で髪を洗った後は、なるべく早く乾かしましょう。
たまに暖房やヒーターで自然乾燥をするという人もいますが、なるべくそれはやめて、ちゃんとヘアドライヤーで乾かしてくださいね。
暖房やヒーターの前でじっくりゆっくり自然乾燥をすると、開いたままのキューティクルの隙間から時間をかけて髪の中の水分もどんどん奪われてしまいます。
ヘアドライヤーを使った後とは違い、自然乾燥の後のキューティクルはきちんと閉じきらずに、開いたままの状態なので毛先が絡まりやすく、手触りもゴワゴワです。
濡れた髪の状態でも、自然乾燥の後でもキューティクルは開いているので、通常の髪の状態よりも摩擦によってダメージを受けやすいのです。ですので短時間でサッとヘアドライヤーで乾かしましょう。
ヘアドライヤーの熱と風で、開いていたキューティクルも、しっかりと閉じます。よりダメージさせないためには、ブラシなどで毛先の絡まりをなくしてからヘアドライヤーを使うのがオススメです。